めまいのメカニズム・原因・種類とは?接骨院での対応とセルフケア法も解説


「立ち上がった時にフラっとする」「ぐるぐる回る感じがして気分が悪い」――そんなめまいに悩んでいませんか?

一口に「めまい」と言っても、原因や種類はさまざま。正しく理解し、適切な対処をすることで、改善につなげることができます。

今回は、めまいのメカニズム・原因・種類から、手技療法が対応できる範囲、そして自宅でできるセルフケアまで解説します。


めまいのメカニズムとは?

めまいは、脳・内耳(三半規管や耳石器)・視覚・首などから得られるバランス情報にズレが生じたときに起こります。

主に関与する部位

  • 内耳(三半規管・耳石):体の傾きや回転を感知
  • 脳幹・小脳:バランス情報を統合・調整
  • 頸部(首):筋肉・関節の動きがバランス感覚に影響
  • 視覚:周囲との位置関係を認識

これらの情報に不一致が起きると、脳が混乱して「めまい」として認識されます。


めまいの主な原因

1. 耳(内耳)由来のめまい

  • 良性発作性頭位めまい症(BPPV)
  • メニエール病
  • 前庭神経炎

2. 脳由来のめまい

  • 脳梗塞・脳出血などの器質的疾患(※危険サインあり)

3. 頸性(けいせい)めまい

  • 頸椎の歪みや筋緊張による血流障害
  • 姿勢不良や長時間のスマホ使用なども原因に
  • 眼精疲労・目の酷使や目の疾患から頚背部の緊張を生じる

4. 自律神経の乱れ

  • ストレス・睡眠不足・更年期などによる影響

めまいの種類

種類特徴
回転性めまい天井や周囲がグルグル回る感覚。内耳の異常に多い。
浮動性めまいフワフワする不安定感。自律神経や脳由来の可能性あり。
立ちくらみ(眼前暗黒感)血圧変動や貧血、自律神経の不調に多い。

手技療法が対応できる範囲

手技療法が特に力を発揮するのは、頸性めまいや自律神経の乱れによるめまいの場合です。

適応範囲

✅ 姿勢不良や首・肩こりによるめまい
✅ ストレスによる自律神経失調
✅ 長時間のデスクワークによる眼精疲労、頸部の緊張
✅ 睡眠不足や生活習慣の乱れからくる不調

施術の一例

  • 頸椎の調整
  • 頭蓋骨や顎関節の緊張緩和手技
  • 背中〜骨盤の可動域調整
  • 下半身の血流改善

自宅でできるセルフケア

1. 首・肩のストレッチ

首まわりの血流を促進。ゆっくりとした動きで。

2. 深呼吸と腹式呼吸

自律神経を整える基本。1日3分からでも効果あり。


3. 良い睡眠環境を整える

就寝前のスマホ・カフェインを避け、質の高い睡眠を意識。

4耳たぶ回し

内耳の血流アップ、顔のリンパの流れも改善。


耳たぶ回しおすすめです。方向はどちらでも構いませんが、極力小さく回します。

まとめ

めまいは原因が多岐にわたるため、まずはどのタイプのめまいかを見極めることが大切です。

整体で対応できるめまいもありますが、重篤な疾患が隠れていることもあるため、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • めまいの種類と原因を把握
  • 症状が重い・繰り返す場合は医療機関へ
  • 頸部や自律神経の影響が強い場合は施術が有効
  • 日常的なセルフケアで予防と緩和を

「フワッとした違和感」を放置せず、正しくケアしていきましょう。