“血流”がカギ!体を整える第一歩 〜治癒力を高める流れの話〜
こんにちは。
「肩こり」「腰痛」「冷え」「疲れが抜けない」……
こうした不調の裏に、実は共通して隠れているものがあります。
それが「血流の悪さ」。
今回は、なぜ“血流”が大切なのか、そして手技療法との関係や改善のポイントについて、わかりやすくお話ししていきます。
■ なぜ“血流”がそんなに大事なの?
血液は、いわば身体の配送屋さん。
私たちの細胞すべてに、栄養と酸素を届け、いらなくなった老廃物を回収しています。
もしもこの流れが滞ってしまったら…
- 筋肉に酸素が届かない
- 疲労物質が溜まってしまう
- 細胞の修復が遅れる
- 自律神経が乱れやすくなる
つまり、「血流=健康のインフラ」ともいえるほど、私たちの体にとって不可欠な役割を担っているのです。
■ 血液の“中身”は治癒のカギ
血液にはいくつかの成分が含まれており、それぞれが健康維持に深く関わっています

- 赤血球:酸素を運ぶ
- 白血球:免疫機能、炎症の処理
- 血小板:出血を止め、傷の修復に関与
- 血漿(けっしょう):栄養、ホルモン、老廃物などを運ぶ液体成分
血液成分の詳細
血液は大きく分けて以下の2つで構成されています
血球成分(赤血球・白血球・血小板):約45%
| 種類 | 数(/μL) | 大きさ(直径) | 主な役割 |
|---|
| 赤血球 | 約450万〜550万 | 約7〜8 μm | 酸素を肺から全身に運ぶ |
| 白血球 | 約4,000〜9,000 | 約10〜15 μm(種類による) | 免疫・防御。細菌・ウイルスの排除 |
| 血小板 | 約15万〜40万 | 約2〜4 μm | 出血時に血を固める(止血) |
血漿成分(液体成分):約55%
| 成分 | 含有量の目安 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 水分 | 約90〜92% | 血液の流動性を保ち、物質の運搬を助ける |
| タンパク質 | 約7〜8% | 栄養・免疫・止血など多様な役割を担う(下記詳細) |
| 電解質 | 約0.9% | ナトリウム、カリウム、カルシウムなど。 浸透圧調整や神経・筋の働きを調整 |
| グルコース | 約0.1% | エネルギー源として全身に供給 |
| 老廃物 | 微量 | 尿素・尿酸など。腎臓で排出される |
| ホルモン | 微量 | 内分泌腺から分泌され、全身に作用 |
| 酸素・二酸化炭素 | 微量 | 呼吸ガスの一部は血漿にも溶けて運ばれる |
血漿タンパク質の種類と役割
| タンパク質名 | 割合の目安 | 主な働き |
|---|---|---|
| アルブミン | 約60% | 浸透圧の維持、物質運搬(薬、脂肪酸、ホルモンなど) |
| グロブリン | 約35% | 抗体(免疫グロブリン)として病原体を攻撃、脂質運搬など |
| フィブリノーゲン | 約4% | 血液凝固に関与(血小板と協力して止血) |
血液1μLは、1mm³とほぼ同じ
1滴の血液に数十万〜数百万の細胞が含まれます。
体内細胞の役割は、アニメ「はたらく細胞」がわかりやすくおすすめです。
これらがスムーズに運ばれてこそ、身体は自然に治ろうとする力(自己治癒力)を発揮できます。
■ 手技療法と血流改善の関係

当院でも行っている「手技療法(手による施術)」は、単に筋肉をほぐすだけではありません。
- 凝り固まった筋肉をゆるめる
- 筋膜の癒着を解放する
- 関節の可動域を広げる
- 自律神経のバランスを整える
これらすべてが、血液やリンパの流れを改善することにつながります。
特に、体の深部や循環の滞りがある部分にアプローチすることで、回復力が格段に高まるのです。
■ 血流を良くするためのセルフケアポイント
日常生活でも血流改善のためにできることはたくさんあります
◎ 1. 深い呼吸を意識する
→ 呼吸が浅いと、血液に酸素がしっかり供給されません。鼻から吸って、ゆっくり吐く深呼吸を意識しましょう。
◎ 2. 体を冷やさない
→ 特に首・腰・足首は「冷えポイント」。レッグウォーマーなどで保温を。
◎ 3. 軽い運動・ストレッチ
→ 歩く・伸ばす・回すなど、日常的に“動かす習慣”が血流を促進します。
◎ 4. 入浴(湯船につかる)
→ 38~40℃のお湯に10〜15分。副交感神経が働き、全身の血流がスムーズに。
◎ 5. 音楽や香りでリラックス
→ ストレスによって血管は収縮します。心がゆるむ時間を日常の中に持ちましょう。
■ 血の巡りを良くして、“整う”体へ
どんな治療法も、どんな健康法も、最終的には [巡り=血流] をよくすることが基本です。
逆にいえば、血流が悪いままでは自然治癒力も働きにくく、不調もなかなか改善しません。
✔ 施術で流れをつくる
✔ 習慣で流れを守る
✔ 食事・睡眠・呼吸で流れを育てる
こうした「巡りを整える暮らし方」が、不調知らずの土台になります。
血流のこと、体のこと、もっと知りたい・整えたい方は、いつでもご相談ください。
あなたの“自然な回復力”を引き出すお手伝いをサポートします。




