“血流”がカギ!体を整える第一歩 〜治癒力を高める流れの話〜

こんにちは。

「肩こり」「腰痛」「冷え」「疲れが抜けない」……

こうした不調の裏に、実は共通して隠れているものがあります。

それが「血流の悪さ」。

今回は、なぜ“血流”が大切なのか、そして手技療法との関係や改善のポイントについて、わかりやすくお話ししていきます。


■ なぜ“血流”がそんなに大事なの?

血液は、いわば身体の配送屋さん。
私たちの細胞すべてに、栄養と酸素を届け、いらなくなった老廃物を回収しています。

もしもこの流れが滞ってしまったら…

つまり、「血流=健康のインフラ」ともいえるほど、私たちの体にとって不可欠な役割を担っているのです。


■ 血液の“中身”は治癒のカギ

血液にはいくつかの成分が含まれており、それぞれが健康維持に深く関わっています

血液成分の詳細

血液は大きく分けて以下の2つで構成されています

種類数(/μL)大きさ(直径)主な役割
赤血球約450万〜550万約7〜8 μm酸素を肺から全身に運ぶ
白血球約4,000〜9,000約10〜15 μm(種類による)免疫・防御。細菌・ウイルスの排除
血小板約15万〜40万約2〜4 μm出血時に血を固める(止血)
成分含有量の目安主な役割
水分約90〜92%血液の流動性を保ち、物質の運搬を助ける
タンパク質約7〜8%栄養・免疫・止血など多様な役割を担う(下記詳細)
電解質約0.9%ナトリウム、カリウム、カルシウムなど。
浸透圧調整や神経・筋の働きを調整
グルコース約0.1%エネルギー源として全身に供給
老廃物微量尿素・尿酸など。腎臓で排出される
ホルモン微量内分泌腺から分泌され、全身に作用
酸素・二酸化炭素微量呼吸ガスの一部は血漿にも溶けて運ばれる

タンパク質名割合の目安主な働き
アルブミン約60%浸透圧の維持、物質運搬(薬、脂肪酸、ホルモンなど)
グロブリン約35%抗体(免疫グロブリン)として病原体を攻撃、脂質運搬など
フィブリノーゲン約4%血液凝固に関与(血小板と協力して止血)

血液1μLは、1mm³とほぼ同じ
1滴の血液に数十万〜数百万の細胞が含まれます。
体内細胞の役割は、アニメ「はたらく細胞」がわかりやすくおすすめです。

これらがスムーズに運ばれてこそ、身体は自然に治ろうとする力(自己治癒力)を発揮できます。


■ 手技療法と血流改善の関係

当院でも行っている「手技療法(手による施術)」は、単に筋肉をほぐすだけではありません。

これらすべてが、血液やリンパの流れを改善することにつながります。

特に、体の深部や循環の滞りがある部分にアプローチすることで、回復力が格段に高まるのです。


■ 血流を良くするためのセルフケアポイント

日常生活でも血流改善のためにできることはたくさんあります

◎ 1. 深い呼吸を意識する

 → 呼吸が浅いと、血液に酸素がしっかり供給されません。鼻から吸って、ゆっくり吐く深呼吸を意識しましょう。

◎ 2. 体を冷やさない

 → 特に首・腰・足首は「冷えポイント」。レッグウォーマーなどで保温を。

◎ 3. 軽い運動・ストレッチ

 → 歩く・伸ばす・回すなど、日常的に“動かす習慣”が血流を促進します。

◎ 4. 入浴(湯船につかる)

 → 38~40℃のお湯に10〜15分。副交感神経が働き、全身の血流がスムーズに。

◎ 5. 音楽や香りでリラックス

 → ストレスによって血管は収縮します。心がゆるむ時間を日常の中に持ちましょう。


■ 血の巡りを良くして、“整う”体へ

どんな治療法も、どんな健康法も、最終的には [巡り=血流] をよくすることが基本です。

逆にいえば、血流が悪いままでは自然治癒力も働きにくく、不調もなかなか改善しません。

こうした「巡りを整える暮らし方」が、不調知らずの土台になります。


血流のこと、体のこと、もっと知りたい・整えたい方は、いつでもご相談ください。

あなたの“自然な回復力”を引き出すお手伝いをサポートします。